agbee Diary
agbeeで働くワーキングマザーの話

agbeeで働くワーキングマザーの話

こんにちは、agbeeの島田です! 突然ですが、実は私は現在妊娠中(9ヶ月)でして、絶賛プレ・ワーママとしてagbeeに参画しています。普段はブランディングやマーケティングのお仕事をしております。今回は、私の妊娠とスタートアップで働く意味についてお話したいと思います。

   

(プレ)ワーママデビューは突然に

妊娠が発覚したのは、ちょうど2020年の11月初旬、最初の資金調達の為に奔走していた時期です。元々、兼業でやっていた仕事からagbeeに専任になり、プライベートでは夫と話し合い妊活を始めた頃で、生活全体がかなり慌ただしい最中でした。私はお商売をしている家の影響(特に父親)からか、「働くことが前提であり、中心」の人生設計を描いていて、同時に、「リスクを取ってなにか新しい価値を生み出し、世に届けたい」という自分の根源的な欲求を学生時代から自覚していました。なので、あまり女性としての生き方や計画は立てずに、面白そうなことに飛びついて、数多くの失敗をして、悪く言えば行き当たりばったりで生きてきました。

   

32歳にして女性としての生き方、働き方に初めて気付き、戸惑う

子供が欲しくて妊活を始めたものの、実際に妊娠が発覚すると、自分の体調と心の状態の変化に振り回され、悪阻の時期などを通して「まともに仕事ができない自分」を初めて知りました。これまで我武者羅になんでも頑張ることで乗り越えてきたのに、今後そうも行かないとなると、スタートアップで私の存在価値ってあるの?という恐怖感が凄まじく、「このタイミングでagbeeに入るべきではなかったのかもしれない」と脳裏によぎることもありました。  

   

agbeeというスタートアップでワーママが働く意味

今考えると、21世紀にロボティクスのスタートアップで働いていながら、私はかなり前近代的なジェンダー意識・働き方意識を持っていたと言えるのですが、今となっては(株)agbeeでワーママが働くことは、必要なことだと思えるようになりました。というのも、agbeeは過酷な作業における身体的負荷を軽減するために生まれた、人と一緒にはたらくロボットです。人と一緒に働くという事は、その人の人生に寄り添うということです。agbeeがより多くの人の人生に寄り添うことのできるロボットになれるよう、しっかり自分の経験を設計/開発サイドに反映させていくのが、今後のわたしの大きなミッションだと今は感じています。

  

 

初めての株主総会
2021年4月 最初の資金調達を終えて、初めての株主総会。この頃には妊娠8ヶ月に…

また、そのように気持ちを切り替えることができたのは、CEOをはじめ、メンバーがこんな私を受け入れ、挫けそうな時に、何度も何度も「agbeeはメンバーが安心して子育てしたり、自分の人生を生きていける会社にしたい。大丈夫だから一緒にやっていこう!」と言ってくれたからです。私たちはagbeeというロボットを通して、人の働き方、労働の価値を変革しようとしている会社です。それゆえ、私たちこそ、信用する仲間と共に自分たちの働き方を率先してアップデートさせていくべきだなと今は考えています。産後、私の意思とは反して、為るようにしか為らない部分もあると思いますが、情熱を持って柔軟にやっていくしかないし、私の模索が今後の会社のスタイルに反映されていければいいと今は感じています。

これからも、私たちの模索は続きます!